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2023.01.06
REPAIR WORKS
肩線、アームホール修正、細腹引き上げ
祖父から頂いたジャケットのサイズを直して欲しいとのご依頼。お客様の体型に対して後身が大きく余っており、お体に合わせるよう削っていきます。今回、縫い代には一切ハサミを入れておりません。出来る限り縫い代を残し、再度お直し可能な製品として仕上げることが私たちの信条です。後身は一度完全に切り離し。肩線、バストからウエストにかけて大きく削ります。更にこちらのジャケット、細腹を元の位置より上に引き…
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2022.12.25
REPAIR WORKS
ジャケット全バラシ、再構築(仮縫い付き)
当店では、大幅なお直しを行う場合には仮縫いの提案をしております。こちらのお直しは反身補正、身幅詰め、肩から袖丈詰め、肩幅詰めを施したかなり大掛かりな作業。袖、襟を外し、前身頃と後身頃も切り離した後、再構築します。仮縫いにおいては、ミシンを使わずしつけによる手縫いで仕上げ。フィッティング後に更なる修正を加え、本縫いに入ります。肩から袖丈を詰める際に袖の縫い代はカットしていますが、その他詰めた…
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2022.12.24
REPAIR WORKS
ジャケットのウエスト詰め、袖丈詰め
ウエスト詰め、袖丈詰めのご紹介です。今回はウエストのみの詰めをご希望。バストとヒップへの線の繋がりを綺麗な曲線で描くのが腕の見せ所。袖丈は袖先から詰め。袖先をバラして詰め分を折り込み、元通りに作り直して完成です。なお、ウエスト、袖先共に縫い代にはハサミを入れません。出来る限り縫い代を残し、再度お直し可能な製品として仕上げることが私たちの信条です。ウエストに美しいシェイプを生み出し、袖…
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2022.12.23
REPAIR WORKS
肩から袖丈詰め
袖丈詰めのご紹介です。こちらのジャケット、本切羽仕様で袖先から詰めることができないため、袖山から詰める方法をご提案しました。袖を丸ごと外し、詰め分の新たな線を引いてカット。その後元通りに組み上げていきます。プロダクトが持つ雰囲気や着心地が、お直し前と後で変わらないように仕上げることがベスト。本来BEFOREとAFTERの写真は違いがはっきり写ることが目的ですが、このお直しにおいては…
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2022.12.23
REPAIR WORKS
拝絹作成
お取引先様からのご依頼品。タキシードのように製品上がりへ、拝絹をかける加工のご紹介です。まずラペルのパターンを作成し、裁断。その後あらかじめラペルの型に仕上げてから取り付けていきます。難しい部分はラペル先端の小丸の形作りと、返り分のゆとりを作りながら皺なく取り付けていくこと。慎重にしつけを施し、周りを手縫いでまつりつけて完成。後付けのため、取り外して通常のラペルに戻せるのが最大のメリットで…