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House style

装いの楽しさ、仕立ての面白さ、情報の正確さ
技術的な根拠(テーラリング)に基づいた情報の発信に努め、ひいては洋裁に携わる職業の魅力としてお伝え出来れば幸いです。

Corporate mission

誰でも等しく、テーラリングを体験出来る場所をつくることで注文紳士服のお悩みを解決する。
なぜならば、職人が身につける技術は社会に必要なインフラだと私たちは信じているからです。その価値をお届けするために、弊社はテーラーの門戸を民主化します。

~ side story ~SECOND HOUSE

今日は久しぶりに自由に過ごせる休日

今日は久しぶりに自由に過ごせる休日。
担当していたプロジェクトがようやく終わりを迎え、来月に訪れる四十を前にふと自分らしさを考えてみた。

心機一転、仕事のモチベーションに身だしなみの見直しも大切なのだが、どこか満たされないものを感じていた。
振り返れば、若い頃はショップを歩き回り、その後はスーツのオーダーも挑戦し高揚感を味わった。

らしさとは何だろう。
早るわけではないが、自分らしいスタイルの確立に憧れはある。

反面、正解や一般など追い求めるのはマジョリティの安心感でしかなく、知らずに課した足かせにも思えてくる。
そう思うとこの先の変遷が何だか愛おしく感じてしまい、笑みがこぼれる。

気分としては、ただ消費するのではなく、じっくり向き合いたいところ。

気分としては、ただ消費するのではなく、じっくり向き合いたいところ。

そんな思いからか、最近はここで過ごす時間がお気に入りだ。

ファッションに関する本や服地が自由に閲覧出来、静かな空間で世界観に浸れるのが丁度良い。そして店内の工房で職人が縫い物する姿がまた絵になる。

彼らとの会話や作品からは、ファッションというやつは自由だからこそ、アイデンティティが大切だと気づかせてくれる。
洋服はツールにしか過ぎず、重要なツールの一つであると。

だからこそ人は自分らしさに憧れるのかもしれない。
急ぐ必要はない、ゆっくりと楽しもう。まずは一杯のコーヒーでも啜りながら、洋服を通して思いを巡らせる休日も悪くない。

この場所には、そう思わせてくれる何かがある。

なぜ、神田・秋葉原なの?

あとがき

お客様からよく聞かれますが、江戸の時代から神田は職人の街として栄え、同じく東神田に位置する岩本町は繊維問屋街発祥の地でもあります。

洋装文化が花開く明治以降、秋葉原に流れる神田川沿いには、羅紗店(生地屋)や服資材の問屋が集積し、現在もテーラーの台所として愛され続けています。
そんな伝統と流行が交差する街で、微力ながら私たちも業界を盛り上げていきたいと考え、この土地に店を構えました。
昨今、オーダースーツが非常にお求めやすくなる反面、職人が受け継ぐ技術をコモディティ化する難しさも感じております。

来る日も繰り返し糸針を持ち、何千何万回とアイロンを振るって素材と向き合い、お客様の体型と型紙(設計図面)を幾度も見返しながら私たちの技術は成熟していきます。
だからこそ、作り手とお客様が顔を合わせ、人の手が加わる温度感を価値としてお届けしたいと考えるに至りました。

ただお仕立てするだけのお店ではなく、お直しやクリーニングなどを通じ、生活に根付いたサービスとして身近に、気軽にご利用頂きたいと願っております。
ひいては小僧の頃からお世話になる先輩方へ恩返しになれば幸甚です。

沿革

2014年6月 office SECOND HOUSE 設立
2014年10月 TAILOR & CLEANING SECOND HOUSE オープン 2014年10月
2017年4月 現所在地へ移転、リニューアルオープン 2017年4月
2020年6月 社名変更「株式会社アトリエ高橋・中野」設立 / 「Via Bespoke」と事業統合
2020年6月 代表取締役 中野 俊 就任 / 副代表 大山 翔吾 就任2020年6月
2022年12月 TAILOR SECOND HOUSE webサイト リニューアル

スタッフ紹介

  • 中野

    中野 俊(Shun Nakano)
    Owner / Cutter

    セカンドハウス創業者。学生時代は古着の魅力に没入し、その後は紳士服業界にてオーダースーツの販売や管理職を経てテーラーの世界へ踏み出す。都内のテーラー店に勤めながら、アトリエ高橋(旧、上原洋服店)のヘッドカッター高橋光夫に師事を仰ぐと同時に、業界の構造的な課題と、服地問屋や付属屋など中間業者の重要性を認識し神田の地で独立することを決意、2014年にセカンドハウスを開業。勤人の時代から続く願客との関係値は深く、体型に応じた型紙操作やパターンメイキング・複雑な洋裁を得意とする。趣味は主にヴィンテージ時計の収集と読書、そして古地図を楽しむことをライフワークとする。

  • 大山

    大山 翔吾(Shogo Oyama)
    Tailor / Cutter

    セカンドハウス副代表。大学では染色を専攻し、舞台衣装の制作担当などを経て、テーラー店で修行を開始する。長嶋茂雄氏・松井秀喜氏の国民栄誉賞受賞時に着用したスーツの製作を行った工房で小僧時代を過ごし、2014年に自身がオーナーとしてVia Bespokeの屋号で独立、2020年にセカンドハウスと事業を統合し経営に参画。カッターとしてだけでなく、丸縫いにおいても研究の深さは特筆すべき強みである。またセカンドハウスの工房責任者として後進の育成にも注力を惜しまない。ニューディスコを中心とした音楽とネットサーフィンを趣味とし、優しさが滲む人柄で家族をこよなく愛する父でもある。

  • 八子

    八子 高志(Takashi Yako)
    Tailor / Product control

    セカンドハウスの縫製担当として、ビスポーク製作に携わると同時に、リペア部門の責任者として腕を振るう。前職では、高い技術力で評価を受けるお直し専業の工房にて、ジャケット部門の責任者として大手セレクトショップの案件を数多くこなし技術を磨いた経歴を持つ。お直しでお困りの方は、ぜひ八子へ相談をご検討頂きたい。またクリーニング事業の生産管理を兼務し、インスタグラムを通じて魅力の発信にも注力している。趣味は、音楽と映画と散歩。アートにも造詣が深く、カジュアルとドレスをミックスさせた現代のアイビーボーイたるルックで異彩を放つ。

  • 竜田

    竜田 大輔(Daisuke Tatsuta)
    Shoemaker / Back officer

    セカンドハウスのドレスシューズ担当。前職は、日本を代表する高級シューメーカーの製造部門にて職人として従事し、店頭に併設する工房の責任者としても、第一線でリペアや技術面から販売のサポートを担う。その後、古くからの友人関係である代表・中野との縁もありセカンドハウスへ加入。また靴職人になる前のキャリアでは、大手バーガーチェーンにて管理職を経験した経歴もあり、社内のバックオフィス業務も兼務し、人事・総務・経理・情報システムの領域においても、才能を発揮する希有な人材。プライベートでは料理を得意とし、家族サービスにおいても抜かりはない。

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  • パク

    パク ジーヨン(Jeyon Paku)
    Designer / Pattern maker

    セカンドハウスのご婦人案件を担当するフリーランスの職人。都内の老舗テーラーで修行した後、渡英しKei Kagami スタジオでアシスタント としてミラノコレクションに参加。現在はレディースを専門分野とし、デザイナー兼パタンナーとしてウェディング、舞台衣装の制作活動も行う。 オーナーの中野と親交が深く、テーラードなアイテムを問わず、ご婦人のオートクチュール案件は彼女なしでは語れない存在である。 依頼をご検討頂く際は、お問合せフォームよりご相談内容をお申込み下さい。

当社について

社名 株式会社 アトリエ高橋・中野
店舗名 TAILOR SECOND HOUSE / AQUA CLEANING SECOND HOUSE
所在地 〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-8-2 八木ビル4F
アクセス 秋葉原駅 徒歩5分
TEL 03-5829-3450
営業時間 月・木・金 12:00~21:00 / 土・日・祝 10:00~19:00
定休日 火・水 ( 火曜日:工房業務のみ )

募集要項

株式会社アトリエ高橋・中野では、テーラーの独立支援もサポートしております。
セカンドハウスの一員としての勤務。または、専門性に応じた業務委託も可能です。

応募後は、面接を経て労働基準法を遵守した雇用契約書を提示いたします。
内定となりますと、入社前に就業規則・賃金規定を開示しております。

勤務内容 洋裁技術職・販売営業職・内勤専門職(バックオフィス)
勤務地 〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-8-2 八木ビル4F /  1F(第二工房 兼 バックオフィス)
正社員・アルバイト 随時採用 ※全ての勤務内容で未経験者の方も応募頂けます。
フリーランス ご経験を考慮して個別契約となります。
応募方法 お名前・ご連絡先・志望動機を添えてお問い合わせ下さい。 ※希望の報酬があれば、経歴の記載をお願いいたします。