2022年11月4日配信（一部抜粋）『オーナー中野のひとりごと』皆様、イタリアとイギリスの仕立ての違いは、何だと思いますか？私は“個人に宿るか、店に宿るか”の違いに注目しています。袖付けや芯地の選び方など、特徴は様々ありますが、イタリアのサルト（テーラー）ならば、有名なサルトリアを幾人も思い浮かぶ方もいると思います。片や、イギリスのテーラーで思い浮かぶカッターの名前はいますでしょ…

当店では、大幅なお直しを行う場合には仮縫いの提案をしております。こちらのお直しは反身補正、身幅詰め、肩から袖丈詰め、肩幅詰めを施したかなり大掛かりな作業。袖、襟を外し、前身頃と後身頃も切り離した後、再構築します。仮縫いにおいては、ミシンを使わずしつけによる手縫いで仕上げ。フィッティング後に更なる修正を加え、本縫いに入ります。肩から袖丈を詰める際に袖の縫い代はカットしていますが、その他詰めた…

FOXBROTHERS（英）より、WORSTEDCLASSICSのバンチがリリース。フォックスブラザーズが保有する貴重なアーカイブからセレクトした、伝統的なウーステッドファブリックを復刻。仕上げには贅沢なロンドンシュランク（防縮安定加工）を施し、原毛の持つポテンシャルを活かし、ナチュラルな質感が特徴です。フォーマルを含む、英国を代表する伝統的な色柄を凝縮したコレクションは、まさに『定番…

FOXBROTHERS（英）より、CLASSICFLANNELのバンチがリリース。英国フランネルの代名詞として愛され続けるフォックスブラザーズが誇る、シグネスチャーコレクションが創業250周年を記念して、待望のリニューアルです。ウイストン・チャーチルが身を包んだチョークストライプなど、普遍のエレガンスを感じさせてくれる、マスターピースの数々は男なら1着は欲しいと思える、52色柄のコレクシ…

FOXBROTHERS（英）より、「1772FLANNEL」のバンチがお披露目となりました。創業250周年を迎えたフォックスブラザーズ。長く、輝かしい歴史に新たに加わる、ラグジュアリーなメモリアルファブリック。カシミア混のフランネルはグレーやブルー・ブラウン系の基本色の他に、数多くのスペシャルカラーを含む26色の無地のみを収録。「CLASSICFLANNEL」の上位互換ボディとも…

PORTER&HARDING（英）より、「LONEDIN」のバンチがリリースとなりました。HARRISONS・W.BILL・SMITHWOOLENSなどを傘下にするLDBグループの一翼を担う、カントリーサイドを強みとする服地専門の名門マーチャント。往年の名作ツィードを現代に蘇らせた30色柄を収録。高い耐久性と防シワ性を実現する伝統的な高密度製織と、ラムズウールとファインメ…

W.BILL（英）より今シーズンは、「IRISHDONEGALS」のバンチがリリース。1846年創業のカントリー・テイストの服地を強みとするマーチャント「W.BILL：ウィルビル（又は、ダブルビル）」。アイランド北西部のドネガル地方で、今も昔ながらの手法で織り上げられている希少なツィードは、ネップ（節糸）が入るのが特徴的で、美しく茂る草花、苔などこの地域ならではの色彩が、素朴で…

FOXBROTHERS（英）より、250YearAnniversarycollection「DECEMBER」のバンチがリリース。創業250周年を迎える、2022年に発表された12冊のメモリアルコレクション。最後の１冊となる「DECEMBER」には５種の生地が収録されています。12月と言えば当然、「赤・緑・青」の3色なしで語れない季節。これを如何に装いへ落とし込むのか腕が問…