今日は暑いですねぇ、寒いですねぇ
なんて繰り返していましたが、やっとポカポカ陽気で落ち着いてきました。

GWは毎年、夏日和に恵まれる印象でして、
6月の梅雨入りまでは、過ごしやすい日々を期待したいです。

こんにちは TAILOR SECOND HOUSE 中野です。
本日は、先月もっとも閲覧頂いたコンテンツ１〜３位をご紹介いたします。

2月は 服地とオーダーシューズが上位にランキング となりましたが、3月の結果をお楽しみ下さい！

【 第３位 】 3月11日 配信 ： 納期ご案内 | GWまでにご納品のご注文につきまして

『 JOURNAL 』のページに投稿のお知らせコンテンツがランクイン！

やっぱり納期、気になりますよね。

最近の業界事情として、多くの縫製工場の納期が非常に伸びていると聞きます。
MTM（イージー・パターンオーダー）領域の大手２社は、直縫（仮縫いなし）約2ヶ月を販売店に通達しており、海外から生地を調達する案件ならば、お客様へ提示する納期は弾力含めると〝約3ヶ月〟になると思います。


もはやビスポーク（フルオーダー）の納期に近づいているのが実情です。
私の所感は、３つの要因が挙げられます。

① 従業員不足（世代交代など）による生産数の減少

② マーケットの縮小で縫製工場の廃業

③ 上記①②により、残留工場に案件が集中しパンク


当店は現状、これまでの納期を継続してご提示しておりますが、今後も業界動向に注視して舵取りに努めて参ります。

弊社もビスポークとお直しの領域で製造業として日々製作に向き合っておりますが、高度な技術を必要とすればするほど、人材の確保は非常に難しく、育成においても資本に余力を必要とするため、同じ悩みにとても共感してしまいます。

技術的な強みを持つ工場は、新規のお取引きを中止して既存のお取引先に注力していたりするので、この流れは今後も継続するように感じております。

詳細は画像クリックからお読み下さい

【 第２位 】 3月21日配信 ： 2023 Spring & Summer | 新作バンチまとめ vol. 01

『 JOURNAL 』のページに投稿しております特集記事がランクインとなりました。

やはり、新物の生地は気になりますし、ワクワクするコンテンツだと思います！

21日の投稿で第２位の結果は、想像以上です。
沢山の方にご覧頂き、心より感謝申し上げます。

メンズのドレスクロージングは、アパレルの中では変化が少ない業界だと思うのですが、継続した時間軸で観察すると、毎年ちょっとした変化があり、個人的にはそこが面白いと思っています。

生地を織る各ブランドの技術革新や傾向にも目を向けると、世の中の情勢と密接に関係しており、社会を俯瞰する一つの切り口なのだと感じます。

今シーズンは、各メーカーからリネン（麻）の提案が増え、ブランドでは『 DRAGO 』のバンチに革新性があり見応え１番でした。
来週には〝新作バンチまとめ vol. 02〟を更新しますので、お楽しみにどうぞ！

詳細は画像クリックからお読み下さい

【 第１位 】 3月16日配信 ： Order Shirt バンチ紹介 | Factory Collection

ランキング第１位は、オーダーシャツの生地特集でした！！

やはり、これからの時期は主役級のアイテムですので、納得の結果です。

タイトルにある〝Factory Collection〟は、当店が独自に使用する表現（セグメント）のお仕立てコースなのですが、非常にお求めやすい価格帯であるのが特徴です。

特にご紹介のシャツは、大手の百貨店やセレクトショップ・専門店でも取り扱いがあり、縫製工場が商品開発しパターンオーダー化することで、多数の販売店（代理店）でお届けすることが出来る仕組みと、そのスケールメリットによるプライシングが強みです。

私たちから見ても、この価格帯は非常に魅力だと感じますし、研究された縫製やパターンの完成度に多くの学びがあります。

関われる領域は、パターンオーダーが故に、お客様のお身体と相性の良いパターン選びと、そのフィッティングに絞られますが、ビスポークで培った知見を発揮することで、同じ商材だとしても他店よりも、より技術的な見地でお勧めが出来る自負があります！

それに、お値段は変わりませんしねw

当店を覗いてみたい！小手調べしたい！というお客様がいらっしゃれば、うってつけのオーダーかも知れません。

生地の種類も、ドレスライクからカジュアルシーンまで豊富にご用意ありますので、多くの方にこの商品の良さをお伝え出来れば嬉しいです。

『 Order Shirt バンチ紹介 vol.2 』も4月4日に配信しておりますので、ぜひご覧下さい。

詳細は画像クリックからお読み下さい

【 編集後記 】

当店のブログと連動しているか分かりませんが、最近はジャケットとシャツのご依頼が非常に増えています。
そして、フォーマル関連のご相談も多く、ブライダル業界のカムバックを感じております。

新郎新婦のお二人を前にすると、こちらまで幸せな気持ちを頂戴しております。

4月も月半ばとなりましたが、今月は服地コンテンツを積極的に投稿して参りますので
引き続きお楽しみ頂けば幸いです。