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2026.01.11ラギットな気分は Flap & Patch pocket

MTM – Factory cut
伝統的なカラード・グレンチェックを使用したジャケットのご紹介です。
さて、ご自宅のワードローブを眺めた際、アクセントが欲しくなる瞬間があると思います。
挑戦しみたいが、飽きて着なくなるのも辛い。
たしか、浅野温子も「 私怖いの 」と言ってましたね。
そんな時は、古典に目を向けアレンジしてみるも一興と感じます。
本作は、ピースフルなチャコールグレーをベースカラーに、カントリーサイドの伝統色グリーンをグレンチェックに採用した一手が絶妙なボディ。
皆様もチャコールグレー色に万能さを感じたことは一度ならずあると思います。
しかしジャケパンのコーディネートは本来、同系色同士のあわせは難しくなるわけですが、本作のような柄に差し色があることで、チャコールグレーのトラウザーズとの相性は「世界で一番君が好き」の浅野温子がハマり役のように、ビジネスシーンに新たな彩りを与えてくれます。
かたや、ミディアムグレーやブラウン色のトラウザーズならばカントリーサイド。
コットンパンツやデニムをコーディネートするとラギット(無骨で男らしい)な世界観へ変容します。

Flap & Patch pocket
そんな世界観を象徴するディティールが、腰に配したフラップ・パッチポケットです。
アメトラ好きの方にはお馴染みの腰ポケットであり、この味付けは突飛な発想ではなく、服飾史を丁寧に紐解きコンセプチュアルな1着に仕立て上がりました。
フラップでビジネスシーンの既視感を演出しながらも、カジュアルコーデと色柄へ敬意を表現。


【 JACKETING 】
Savile Clifford(英)
WOOL 100%
Weight 推定 360 g / m
Fabric Price 現物限り
別途 お仕立て代
PRODUCT LINE
MTM – Factory cut(MTM – F)
本生地は生地端の耳がないため、おそらく何処かのブランドの別注品だと思われます。
サヴィルクリフォードはイギリス然とした生地物性が特徴のミル(織元)であり、今回のボディも打ち込みの権化のような肉厚で頑丈な一品。
また柄構成も伝統的な英国テイストを主張しながらも、現代的な解釈で遊び心を示すあたりサヴィルクリフォードらしいと感じます。または、生地別注したブランドの世界観なのかもしれません。
マーケットには時折、この手の流通品があり、一見じゃじゃ馬のような生地も、解釈次第で変容するところは仕事のやり甲斐と面白さを感じます。

当店アトリエには、バンチ(生地見本帳)のほかに、本件のような現物生地が300点以上ストックしております。
希少性や年代物だけでなく、現行品では実現できない価格で調達したスペシャルプライスなど、全てが拘りを持って買い付けた逸品です。
テーラードなプロダクトと服地がお好きな方は、予約制のお店ではありますが、気軽に遊びにお越し下さい。
お会い出来るのを楽しみにお待ち申し上げます。
