EDWIN WOODHOUSE（英）
　

Wool　72％
Mohair　28％

Weight　360 g / m

EDWIN WOODHOUSE は、1857年にイギリスのハダースフィールドで創業。
160年以上の歴史を誇る老舗メーカーであり、現在は TAYLOR & LODGE や ARTHUR HARRISON をグループ会社に持つ Bulmer & Lumb 傘下のミルです。

大きな特徴としては技術力、規模においても力を持つミルである EDWIN WOODHOUSE。
その自社専用の糸を紡績し織り上げる『 AIR WOOL 』や『 SUMMER CONFORT 』など、春夏シーズンにおける代表作は強燃糸を多用し、ハリコシと仕立て映えの良さは古くからの英国生地の良さを味わえます。
ラインナップの多いフレスコ系なども WOODHOUSE の良さを体現した生地の一つです。


そんなモヘア混の生地を使用した、今回のブレザー。
モヘア混にありがちなギラつきは抑えながらも、生地の持つ反発力は特級の一枚です。

腰ポケットはパッチにせずフラップ付き。
ジャケット＋スラックス の様なコーディネートでも使いやすく、ドレッシーな雰囲気を後押しです。
合わせる金ボタンは、あえて艶消し。
ヘアラインが薄く入っているだけのフラットな鋳物金ボタンは、控えめながらも存在感バッチリで、ブレザーお仕立ての際は選択肢に入れて頂きたいパーツです。


設計で注目したのは胸上部の筋肉が発達している部分。
しっかりとホールドできる様にアームホールと肩線とのバランスを精査しています。
生地の張りが強くウエイトもあるため、芯やパットに関してはなるべく軽いものを選択し支える程度に。
見た目のボリュームを残しつつ、着たときに軽いジャケットを目指しました。


気取らずガシガシと着ていただける、春夏の相棒にぴったりのブレザーお仕上がりです。