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2022.12.25Mail Magazine Archives vol. 05
2022年11月4日 配信(一部抜粋)
『 オーナー中野のひとりごと 』
皆様、イタリアとイギリスの仕立ての違いは、何だと思いますか?
私は “個人に宿るか、店に宿るか” の違いに注目しています。
袖付けや芯地の選び方など、特徴は様々ありますが、イタリアのサルト(テーラー)ならば、有名なサルトリアを幾人も思い浮かぶ方もいると思います。
片や、イギリスのテーラーで思い浮かぶカッターの名前はいますでしょうか?
おそらく個人名ではなく、店名の方が沢山思いつく筈です。
イタリアだと同じお店でも「 何代目の誰々 」といった具合になり、
イギリスだといつの時代も、誰がヘッドカッターでもギーブスはギーブス。アンダーソンもヘンリープールでも同じことが言えます。
そこには個人と店舗に対し、看板の宿り方が違うように感じております。
それはお国柄の違いにも通じ、こうした思想の差が仕立ての違いにも影響しているやもしれませんね。
My style のイタリア。
House style のイギリス。
私は後者に SECOND HOUSE が育っていく事を夢見ております。
2022年11月4日 配信(一部抜粋)Mail Magazine vol. 05 より
『 オーナー中野のひとりごと 』
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