JOURNAL

2026.02.08PICK UP BUNCH vol. 2 | The KUNISHIMA 1850

【 The KUNISHIMA 1850 】
First Bunch Book

Products recommend
Suit / Jacket / Trousers

Fabric Price
★★☆☆☆

収録 63 Collection

屋根談 radio をご視聴頂いた皆様、誠に有難うございます。

2月9日(月)配信、国島毛織様ゲストご出演回「 #94 魂を込めて織り上げた KUNISHIMA 1850 」と連動してバンチ(生地見本帳)をご紹介します。

ポットキャスト番組と一緒に本ブログをお楽しみ頂けますと幸いです。

PICK UP BUNCH vol. 1 The KUNISHIMA 1850 Exclusive Line

「 Exclusive Line 」より前、2018年秋冬からリリースされております、初代「 KUNISHIMA 1850 」をご紹介致します。番組内で詳しく話題に出来ませんでしたが、こちらのバンチには既に春夏物が収録されており、当店で大活躍するお勧めの1冊。

Instagram ご紹介生地
No.43 M01771 #8

嘉永3年、1850年創業の国島毛織。
愛知県一宮市に本社工場を構える服地メーカー(ミル)。

この創業年を冠にする、国島毛織を象徴するバンチとして2018年にリリースされた1冊は、『 正しい規格 』という国島毛織に脈々と流れるアイデンティティを服地に落とし込んだコンセプト。


スーツをお召し頂く消費者の皆様に向けた、仕立てたくなる服地。
そして、私たち職人や縫製工場など、製造業目線の仕立てがいのある服地を国島毛織の社内では『 正しい規格 』と呼ぶと、ポットキャスト番組内でお話し下さいました。

これは私も知らなかったエピソードでして、これまで何度も国島毛織の服地にハサミと針を落としてきましたが、実直な企業姿勢は間違えなく服地に体現されていると感じた次第です。



では、初代「 KUNISHIMA 1850 」に収録される春夏物から当店のお勧めをご紹介します。

【 The KUNISHIMA 1850 】

Distance 3.2.1
16色柄 展開

Wool 81% Kid Mohair 19%
目付 330g / M


Fabric Price by Suit ¥ 40,000 + tax
別途 お仕立て代

このボディは、プロジェクタイル式織機を使用して織り上げられた服地。

縦糸をセッティングする綜絖(そうこう)という2枚の枠が上下に動くことで、その間を横糸のシャトルが流れ、生地を織り進めるのが製織(せいしょく)の仕組み。

プロジェクタイル式織機の特徴は、この綜絖が大きく上下することにより横糸をゆっくり流すことが出来るため、打ち込みが良く弾力のある服地を織り上げることが可能になります。

実際、この服地を使用して角界(相撲)親方のご注文をお仕立てしましたが、破けることなく現在もご着用頂いている堅牢な実績があります。


ピックアップした服地(写真)4種は、どれもキッドモヘア(子山羊の毛)を混紡していますが、モヘア特有の張りを保ちながらも弾力があり、ウールの膨らみがとても心地よい着心地だと私自身も感じております。

目付330グラムの肉厚感と肌離れの良さは、仕立て映えと春夏シーズンの季節感を両立する、職人好みのボディとも言えます。



個人的には、私も着用する No.43 M01771 #8 ベージュ無地がお勧めです。
スーツ美し、ジャケット良し、トラウザーズ好しのイチオシ生地。

また、No.35 M01700 #2 の濃紺ボディは、縦糸の濃紺に対し、横糸に明るいネイビーを使用することにより、無地でありながらも刺し子の様に横糸がチラリと表地に覗く演出が絶妙な逸品。


これからの春夏秋と息長く着用可能な1着をお探しの方はぜひご検討下さい。

そして、初代「 KUNISHIMA 1850 」の看板ボディと言えば、SUPER 180’s 目付 390g / M のシリーズをご紹介しない訳にはいきません。

秋冬生地になりますが、この手触り、この膨らみは、インポートの服地含めても埋没しない抜群の品質。

原毛調達・紡績の拘り・製織の技術、全てにおいて『 正しい規格 』の息吹を感じる服地は、アイロンワークが素直に入るコテ利きの良さや針通りが抜群で、仕立てていると楽しくなってしまう感覚が今も忘れられません。

【 The KUNISHIMA 1850 】

Distance 8
5色柄 展開

SUPER 180’s Wool 100%
目付 390g / M


Fabric Price by Suit ¥ 60,000 + tax
別途 お仕立て代

ちょっとびっくりする価格ですよね。

笑い話なのですが、リリース当初、卸価格を誤記載していて1週間程度、更に安い価格で仕入れられた時期がありました 笑

発注しておけば良かった、、
今でも後悔が残るのは、ここだけの話です 笑

今回も最後までブログにお付き合い頂きありがとうございます。

また、屋根談 radio のご視聴にも心より感謝を申し上げます。

国島毛織さん、素敵な企業ですね。
弊社ご担当の川本さんには、この場を借りまして改めてご出演の感謝を申し上げます。


26SSシーズンは既に国島毛織さんのバンチ2冊が入荷しております。
「 KUNISHIMA 1850 Exclusive Line 」の新物・春夏生地が入荷しましたら、本ブログにて改めてご紹介させて頂きますので、楽しみにお待ち下さい。

引き続き 屋根談 radio と併せて、お付き合いのほど宜しくお願い致します。

TAILOR SECOND HOUSE
オーナー 中野 俊




FABRICS

情報が整い次第、掲載致しますので、お待ち下さい。