JOURNAL

2024.09.06【 LAZY MAN 】素敵な怠け者 | Order shoes When

先日の台風10号は、のろまと言いますか、長雨の影響は非常に厄介な数日でした。

ご来店下さった方には心より感謝申し上げます。
そんな天候の中、ピッタリな1足をご注文頂きましたのご紹介致します。

当店が4階、When の工房が1階のご近所付き合い

今年3月より、靴職人・小林晃太さんが運営する ドレスシューズブランド When が、当店がテナントします同じビル内に移店してまいりました。

When(ウェン)では、Bespoke と Made to Order(MTO)を展開しており、伊勢丹・新宿店でも MTO のみ取り扱われています。


今回は、MTO のお仕立てコースでご依頼です。
キッカケは当店だけでなく、雑誌 「 LAST 」2021年1月号の特集だったようで、丁寧に雑誌までお持ち頂きました!

お選び頂いたデザインは、レイジーマン:LAZY MAN。
サイドエラスティックを仕込むことで、レースアップが必要なく脱ぎ履き出来る一足。

「 怠け者 」を語源とする機構は、当日のような雨の日は勿論、お客様先でも紐を縛ることなくスマートに足入れ出来るのは非常に魅力と言えます。

MTO は、When オリジナルのベースラストから、左右それぞれの足長を選び、足の特徴に合わせて “乗せ甲” を行うことで、高いフィッティングを可能とします。

また 9分仕立ての “ハンドソーンウェルト製法” が標準仕様になります。

9割手縫いのメリットは、リブテープと呼ぶパーツを必要としないため、靴底のゴロつきがなく、履き始めから屈曲性の良い “足馴染み” が魅力と言えます。

MTO と言えど、非常に自由度の高いデザイン設計や、アッパーに採用する革の種類にも、爬虫類・コードバン・パティーヌレザーを除きアップチャージなくお選び頂けるのも魅力のポイントだと感じております。

納期は4ヶ月となりますので、ご自身へ年末のご褒美をお考えの方は、お早めにご依頼頂きますと年内ご納品が可能となります。

音声コンテンツでも製作背景の深掘りを配信

私たちが運営しておりますラジオ番組『 Bespokemaker presents 屋根裏談義に腕が鳴る!』では、
「 #3. MTOの魅力とは?」と題し、靴職人・小林さんにオーダー靴の製造背景やプロダクトの魅力を職人の目線で解説頂いております。


配信は【 Spotify・Appleポットキャスト 】でご視聴頂けます。30分番組になりますので、ぜひ通勤時間のお供にお楽しみ下さい!

TAILOR SECOND HOUSE 中野俊

『 Bespokemaker presents 屋根裏談義に腕が鳴る! #3 MTOの魅力とは ?』