JOURNAL

2024.08.24創業80年・内村時計店ゲスト回 | 8月25日配信 #21【 Spotify・Appleポットキャスト 】

ラジオ番組『 Bespokemaker presents 屋根裏談義に腕が鳴る!』

8月25日配信 #21 は、初のゲスト回です。
創業80年・横浜元町の内村時計店、店主の内村太郎さんにご出演頂きます。

時計修理技師・内村さんとの出会い

今年の5月上旬、
直近数ヶ月の悩みの種と言いますか、煩悩を解決すべく、横浜・元町に向かいました。


原因は、時計熱。
ネットで目があってからずっと、発熱が止まらない。

これは、ビンテージ時計沼とも言える。

現行品ではないからこそ、お嫁に行ってしまうと次会えるのはいつになるのか…
そんな “希少性バイヤス” という呪文を自分にかけてしまう。


はやる気持ちを抑え、いざ内村時計店へ。

元町・中華街駅を降りて山手方面へ代官坂を登ると、アートミュージアムのような美しいお店が目に飛び込んでくる。

そこで内村さんと初対面。

言葉数こそ多くないが、優しい人柄と内包する熱量がとても心地良く、気付くと購入の意思を伝えておりました。

時計修理技師だからこその商品説明は、これまでの購入体験と一味も二味も違う角度で抜群の充足感。

同じタイミングで、妻が眼鏡のお買い物を楽しんでいる待ち時間があり、内村さんと時計やお互いの仕事について会話を重ねる中で、お近づきになれたかと思います。


その後、眼鏡の引き取りに再来店。その次は私物の眼鏡レンズ交換。
約1ヶ月で3回もお会いする結果となり、私たちが運営するラジオ番組にご出演と相成りました。

快諾頂き光栄です。

8月25日(月) 配信 内村太郎さん出演回

内村さんは、私達の『 屋根談 』リスナーでいて下さっていたので、スムーズに前後半2本の収録を終えることが出来きました。

事前に “台本なし” とお伝えしておりましたが、進行における簡単な打ち合わせのみに、やや驚かせてしまったかもしれません 笑

兎に角、あっという間の楽しい収録でした。
初のゲスト回ではありましたが、上々の内容になったと感じます。

内村さんにご用意した質問は12個。

1. 内村時計店の歴史
2. 内村さんのキャリア・技術者になった理由
3. 職業の面白さは?
4. 時計マーケットの市場分析
5. 内村時計店の強み
6. SEIKO・OMEGA・Cartier の魅力とは?
7. お客様層・思い出に残るエピソード
8. 内村さんが目指す未来
9. 内村さんが欲しい時計は?
10. プライベートの趣味
11. 屋根談おすすめ回は?
12. 視聴者へメッセージ

収録やお店に伺って感じた内村時計店さんの魅力は、量産的なビンテージ時計店と一線を画す “体験” です。

ビンテージ時計のお店選びと言うと「品揃えと価格、個体の状態」この3軸が先に立ちますが、
これはこれで重要であり否定できませんが、プロダクトを取得する以上に、内村時計店で過ごす時間と会話が、心にも記憶にも深く刻まれます。

“これが欲しい” と決めきらずお店に伺ってみると、新たな発見があるはずです。

また『 安心して永く、楽しめる時計 』をコンセプトに掲げる姿勢も、技術者としての矜持が素晴らしい。

私の語彙力に限界と悔しさを感じますが、本当にそう感じます。


ぜひ明日 8月25日(月) 朝6時に配信します『 屋根談 #21 』をご視聴下さい。申し上げる意味をお届け出来ていれば幸いです。

TAILOR SECOND HOUSE 中野俊

【 番組紹介 】

靴職人・When 小林晃太さんと、テーラー 中野俊の2人が、製作現場の実体験を元に、笑いを交えて繰り広げるトークコンテンツ。

ビスポークの技術者としての視点や葛藤を交えながら、スーツやドレスシューズを中心に深掘りしたテーマを「明るく・楽しく・分かりやすく」お届けします。

時にファッションをビジネスや人生に彩りを添える教養として扱い、プロダクトの魅力や職人の生態、製造業の背景を紐解きます。

お化粧のない掛け合いを、ぜひお楽しみ頂ければ幸いです。