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2023.01.14Mail Magazine Archives vol. 11
2022年11月26日 配信(一部抜粋)
『 大山乗り越えそぞろ歩きな技術日記 』
改めてご挨拶させて頂きます、SECOND HOUSE 副代表の大山です。
さて、メルマガ初登場は “仮縫い” について雑記をお届けします。
仮縫いは正に名の通り、試着をするために仮組みされた仕立て品。私たちにとって、お客様の体型やお好みと最初の答え合わせです。
別の側面では『 仕立ての工程の縮図が仮縫い 』とも言えます。縫製師(テーラー)にとってはクセ取り、イセ入れ、芯すえや袖付けなど、縫製に必要なテクニックを習得するには最適な教材。
裁断師(カッター)から手渡された、型紙の線だけが描かれた布を洋服にしていく作業は、組み上がっていくにつれて現れる立体感に胸が高まります。
こうして綴っていると、私も初めて仮縫いを組み立てた時の事を思い出します。
袖がどうしても付かなくて、左右合わせて100回近く半泣きで付け直した記憶です・・
本当に、、難しかったんです。
いざ1日かけて組み上げた仮縫いですが、フィッティングが終わった直後にバラバラにして平面へ。
いささか寂しさも感じますが、お客様とのセッションができる唯一の場。
皆様も仮縫いに臨む機会があれば、この刹那を思い切り楽しんで頂けたら幸いです!
今後も定期的に『 大山乗り越えそぞろ歩きな技術日記 』をお届けして参ります。
ご笑覧のほど、よろしくお願いします。
2022年11月26日 配信(一部抜粋)Mail Magazine vol. 11 より
『 大山乗り越えそぞろ歩きな技術日記 』
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